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あせもとは

あせも

あせも(汗疹)とは、汗を多量にかいたあとに、皮膚に細かい水ぶくれやブツブツが現れる皮膚疾患のことです。 痒みを伴うことも多いです。

基本的にはお子様の病気ですが、大人でも長時間座っている事でお尻の蒸れや通気性の悪い服を着ていたり、高温多湿の環境に行くと、汗管がつまりあせもになることがあります。

あせもの種類

あせもは汗疹(かんしん)と呼ばれ、管の詰まっている部分の深さによって3種類に分けられます。

浅いほうから以下のように

  • 水晶様汗疹:皮膚の表面に、1~3mmほどの透明あるいは白っぽい水ぶくれができる。かゆみや痛みはない。
  • 紅色汗疹:かゆみを伴う赤いぶつぶつ。これが一番多いあせもです。
  • 深在性汗疹:扁平に隆起したぶつぶつが多発。この場所は汗がでない。

あせもの受診の目安

あせもができてしまった場合は、まずは清潔に保つことを心がけ、掻きむしったり、触ったりしないようにしましょう。
細菌感染を起こすと、とびひや膿がたまる原因になります。かゆみが強く、我慢できないようなときには、皮膚科を受診するようにしましょう。
皮膚科では、ステロイドなどの外用薬を処方してもらえますが、悪化すると治療が長引いてしまいますから、ひどくなる前に相談しましょう。

あせも予防

あせもは、日々の正しいスキンケアによって予防できます。あせも対策において大切なことは、皮膚が汗でむれないようにすることです。

  • 汗をかいたらシャワーで洗い流す、あるいはやさしくふき取るなどして、皮膚の清潔を保つ習慣を身につけ、汗詰まりを起こさないようにする。
  • 吸水性・通気性のよい衣服を選び、ベルトやゴムによる締め付けを避け、通気性を良くする。
  • 夏場や梅雨時などは、エアコンを活用し、汗をかきすぎないようにする。

タオルで強くこすったり、肌が乾燥しすぎたりすると、肌のバリア機能が低下し、あせもなどのトラブルが起きやすくなります。タオルを使うときはこすらず、やさしく水分を吸い取るようにしましょう。

あせもにお薦めの治療法

各治療法ページにて施術内容や料金など、詳しくご覧いただけます。